著者紹介

炎の画家、ゴッホの謎を解き明かす

東京都港区・国立新美術館　2010年10月1日～12月20日

鮮烈な色彩、激しい情熱の迸るタッチ。画家ゴッホはいかにしてゴッホになったのか。炎のように燃えた芸術家の生涯をとらえなおす展覧会。

龍馬も興奮!? エキゾチックな長崎の祭り

長崎市・諏訪神社ほか　2010年10月7～9日

大きな龍が勇壮に舞う長崎くんちは、376年も続く伝統の祭り。ラッパや銅鑼が鳴り響き、唐人服の衆が練り歩く。坂本龍馬も見た景色に大興奮！

白壁の蔵の町で 古今東西の名画に触れる

岡山県倉敷市・大原美術館　2010年9月14日～12月5日

大原美術館が、創立80周年を迎えるにあたり、収蔵品を一挙公開する。もちろんどれも格式高い名品揃い。由緒正しき美術館の底力を見よ。

ドガの傑作 《エトワール》が初来日

横浜市西区・横浜美術館　2010年9月18日～12月31日

ドガ作品120点が一堂に会す大回顧展が始まる。眼目は、誰もが美術教科書で目にしたことのある《「エトワール》。芸術の秋にふさわしい展覧会。

華麗なだんじりが 岸和田城下を疾走

岸和田市・岸和田地区、春木地区　2010年9月18～19日

岸和田のだんじり祭といえば、猛烈な勢いの「やりまわし」が有名な、迫力満点の祭。緻密な感性と地域の結束が支える伝統の祭の見所は？

スイスから日本へ初上陸　 “奇跡のコレクション”

東京都世田谷区・世田谷美術館　2010年8月7日～10月11日

スイスはヴィンタートゥール美術館からやってくるのは、モネ、ルノワール、ゴッホ、ピカソ、ルソーら珠玉の作品。アジアへの貸し出しは初で、これは必見。

人間国宝の“三右衛門”が 湯河原で顔合わせ

神奈川県湯河原町・人間国宝美術館　2010年8月1日～11月30日

有田焼の13代今泉今右衛門と14代酒井田柿右衛門、唐津焼の12代中里太郎右衛門が、夢の競演を果たす。日本の陶芸芸術の粋をぜひ。

夜を徹して踊りに酔いしれる

岐阜県郡上市・八幡町各所　
2010年7月10日～9月4日

日本一のロングラン盆踊り、郡上おどりが始まっている。お囃子にあわせ、徹夜で踊る。これぞ日本の真夏。世事を忘れて踊り明かしてみませんか？

日本で実現 画家シャガールの夢

東京都台東区・東京藝術大学大学美術館　
2010年7月3日～10月11日

シャガール初期から晩年までの作品を、彼が多大な影響を受けたロシア前衛芸術の巨匠作品と一堂に。シャガールの軌跡を辿る展覧会。

宵山の楽しみ 旧家の屏風絵を拝見

京都市中京区と下京区・山鉾町の旧家十数軒　
2010年7月14日～16日

祇園祭の山鉾巡行の前夜、旧家や老舗が屏風などの美術品を公開する屏風祭。各所で一級のお宝を拝するのも、祇園祭の楽しみのひとつ。

船で巡る瀬戸内海アートの旅

香川県と岡山県・瀬戸内海の7つの島＋高松港周辺　
2010年7月19日～10月31日

青もみじの京都で出会う　 現代陶芸と嵯峨御流

2010年6月5～11日　京都市右京区・常寂光寺

初夏、京都の名刹で繰り広げられるのは、2人の陶芸家によるアートの“掛け算”。庭園の青もみじを背景に、鮮やかな焼き色が美しく映える。

砺波の夜を彩る 極彩色の夜高行燈

富山県砺波市・中心市街地　2010年6月11～12日

富山県砺波地方の夜高祭は、極彩色の巨大行灯が通りをゆく幻想的な祭り。みどころは、“突き合わせ”と呼ばれる行灯のぶっつけ合いだ。

漂泊の画家、幻の帰国展

2010年4月24日～6月13日　佐川美術館

48歳のとき、父との死別や愛の破局に疲れ、欧米に旅立った夢二。欧米旅行中の素描や油彩などがまとめて紹介される、幻の帰国展が始まる。

天平の風に舞う ハート型の可憐なうちわ

2010年5月19日　奈良市・唐招提寺

蚊を殺さずにうちわで払う――。不殺生の心を大切にした尼僧にふるまいが伝説となり、「うちわまき」は今日まで続く唐招提寺の行事となった。

“名画のフルコース”をご賞味あれ

2010年4月17日～6月20日　
六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリー

ゴッホ最晩年の名作、レンブラントの肖像画、モネの傑作11点、美の殿堂・ボストン美術館から、西洋絵画の巨匠47人の名品が出陳！

日本を今一度 せんたくいたし申候

2010年4月27日～6月6日　江戸東京博物館

坂本龍馬33年の生涯を、遺品や書簡といった歴史資料から振り返る。目玉の1つは筆まめだった彼の手紙。変革への大志や茶目っ気が窺える。

天平文化を花開かせた 遣唐使たちの無数のドラマ

2010年4月3日～6月20日　奈良国立博物館

遣唐使たちが命を懸けてでも伝えたかったもの――。唐の先進的な文化文物の数々に触れ、進取精神溢れる天平時代の熱気を感じよう。

“成り上がり”の天才 長谷川等伯の本質

没後400年記念 東京国立博物館で展覧会　
開催中～2010年3月22日

能登から上京し、実力でのし上がって豊臣秀吉に重用され、時代の寵児となった等伯。作品からは野心家の部分とは異なる、もう一つの素顔が垣間見られる。

灰の下からよみがえった “奇跡の街”

2010年3月20日～6月13日　横浜美術館

噴火に沈んだ悲劇の都市・ポンペイ。掘り起こされた芸術作品260点は、往時の高い文明を想像させるものばかりである。